サビアンシンボル活用法・蠍座30度『ハロウィンのわるふざけ』

★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★

★Code no,864★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蠍座30度『ハロウィンのわるふざけ』

仮面をつけて『誰か』を装う
ほんの少しだけ、息が出来た

馬鹿にされて、踏みにじられて
放り出された真夜中の砂漠

自分が我慢をすれば丸く収まる
今まではずっと許してきたけど

私は私がこれ以上
傷つく事を許さない

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

大事な決断を迷っている方も
今度こそ自分を幸せにしたい方も

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』

★今日はどんな日？

（何を意識すれば良いの？）

今日のサビアンシンボルは、
蠍座30度
『ハロウィンのわるふざけ』

★今日のキーワード

『脱却』

7つの開運行動

★心の傷や恐怖心は抱え込まずに、茶化してでも人に話すと救われる

★『依存』から脱却する事で、自身の人生が始まる

★哀しみを吹き飛ばす為に、童心に戻って派手に楽しむ事も良い

★もう戻ることができないのに離れられない時は、思い切り壊すのも一手

★一生懸命幸せになろうと、生き続けているのだから無様で良い

★深い関係の人を手放す時は、距離を取る事で影響から逃れられる

★自分の豊かな感受性を、大事にしながら生きること

『ハロウィン祭り』は、古代ケルト人が起源と考えられている祭りであり、現代ではアメリカ合衆国を始め、各国の民間行事として定着し始めています。

ハロウィンと言えば『仮装』。
本来は、子どもたちが魔女やお化けの仮装をし近くの家々を訪れてお菓子をもらう風習ですが、日本では大人が普段出来ないような恰好をしても許される日のように認識されつつあります。

いつもと違う格好をすることで、いつもと違う気分を味わう。
人間ですらない、ゾンビや悪魔などになる事で普段と違う行動も出来るようになったりします。

蠍座は29度で最も哀しい『涙』を経験しました。
その決断により、葛藤続きの苦しかった日々は、一旦完了しましたが受けた傷は癒えていません。

時間の長短に関わらず、一体化するように深い関係性を築いてきた相手。
それを急に引き剥がしたわけですから、その痛みは如何ほどのものでしょう。
思いの深さが何十倍にもなって、喪失感も増してきます。

戻る事も忘れる事も出来ない苦しみの中で、肉体こそ生きているものの、心は瀕死の傷を負っているも同然。
とても、平静でなどいられません。
いっそ『血だらけの花嫁』や『ゾンビ』に姿を変えた方が、内側の姿を正確に再現しているような気になり、平静を装っているより楽かもしれません。

松村先生は著書の中で、

『深く関わっている人やものの影響力から逃れたいがために、関係性を茶化してしまう傾向が出てきます。重い関係で沈んでいた人も、急に元気になり、すこし悪のりします。しかし、かなりやけくそなので、大切なものも無意味に感じ、その行為は空しいかも知れません。後で関係の価値を再確認することもできますが、まずは抜け出すために、大いにあがく時です。』

と、このように書かれています。

長い体験の中で、情深い蠍座がその情を振り切って冷静な状況判断が出来るようになるまで成長しました。
それでも、12星座一重い『涙の度数』を乗り越えるには、誇張や歪曲が必要なのでしょう。

『破壊・再生』を繰り返してきている蠍座は『極限からの起死回生』は可能です。
ですが、今はまだ痛みの真っただ中。
血みどろの自分を自虐するように、仮装や仮面に助けられながら、少しの間『自分（現実）』を離れ、息を吹き返すまではしゃいでしのげば、また新しい朝を迎える事も出来ると思います。

この30度をもって、
『限られた人間関係の中での密接な交流を通し、新しい自我を形成するための変容』を繰り返してきた蠍座の旅は終わりです。

この体験を通し、より上位のオクターブへと昇華し成長しましたが、1度の『観光バス』の時のような、出逢いを心から喜んだ無邪気さは消えたわけではありません。
新しい他者との交流も、もう間もなく訪れる事でしょう。

『依存』『しがらみ』を断ち切り『哀しみを打ち破るためのわるふざけ』で傷を癒し、次の『射手座』へとバトンタッチするのです。