サビアンシンボル活用法・蠍座１度『観光バス』 | 開運の本来堂（ほんらいどう）

★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★

★Code no,811★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蠍座1度『観光バス』

違った種類の食材を
同時に一つの器に投じる
一定期間の完全な拘束
逃げ出す事は到底不可能

例えば器が『圧力釜』なら
お互いの壁は脆く崩れて
融合によって料理は完成

例えば器が『観光バス』なら
じわじわと距離が縮まって
やがて特別な時間へと変わり

変容によって旅が仕上がる

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

自分を変えてくれる『何か』を求めて
長い旅を続けている人も

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』

★今日はどんな日？

（何を意識すれば良いの？）

今日のサビアンシンボルは、
蠍座1度
『観光バス』

★今日のキーワード

『始める』

7つの開運行動

★体験に関しての『食わず嫌い』を外してみる

★新しい体験は、必ず新しい感動をもたらしてくれる

★偶然知り合う人の中に『生涯の付き合い』をする人が含まれている

★自分から一歩を踏み出す事で、人生を豊かに変えられる

★誰かと仲良くしたいなら『非日常体験』を共有すると良い

★自分自身や他人に対して多くの気づきが得たいなら日常を離れてみる

★興味のある事を、とことん探求してみるのに良い時期

蠍座の守護星は『冥王星』。
占星術界では『魔王』の異名を持つ、この惑星は『破壊と再生』を司り、
今あるモノを根本から（一気にではなくじわじわと、でも有無も言わせぬような力で確実に）破壊し、全く新しいモノへと変容させると云われています。

その変容ぶりは、『蠍』という星座シンボルにも表れています。
他星座は、どれだけ変容を遂げても『ベース』自体が変わるわけではありません。

しかし、※西洋神秘学によれば、『蠍』は過去『鷹』でした。（その名残で『タロットカード』の中の『世界（The World）』蠍座の位置である右上には『鷹』が書かれています。）
シンボル自体を変容させた星座は他には例がなく、蠍座にとっての『変容』とは、他星座の進化とはまた違う意味を持っている事が解ります。

スタートの1度『観光バス』は、その序曲のようなシンボルです。
1度～5度までで体験するのは

『相手と自分の人格の殻を打ち破って他者と交流する』事。

蠍座の変容は、まず外部の何かと接触し、融合し、感情が動くところから始まります。

『観光バス』の中では、ある一定の時間は『逃げられない場所の中で』一緒にいるわけですが、松村先生はこれを『圧力釜の中で煮られる体験』と言い表しました。

また著書の中には、

『計画的でなく、たまたま偶然、何人かの人と共有体験をすることで、深い印象を受け取り、一緒に何かをしようという意思に目覚めます。これまで味わった事のなかった親密感、力強さ、楽しさに、それまで何でも一人でしていた人も、組織や仲間に参加することになり、その良さに目覚める場合が多いでしょう。』

と、このように書かれています。

『見知らぬ他人が、ある一定の期間、時間を共有する中で、それまでの価値観や人生観が壊れ、全く新しい価値観が作られ、その後の人生を根本的に変えてしまう』事の大小を問わなければ、誰の人生にもこのような事は起きるでしょう。

例えば、映画『グリーンブック』では、通常の生活の中で出会ったならば到底仲良くなるはずのない主人公二人が、旅の中での心が動く体験によって徐々にそれぞれの（今までの）価値観を崩壊させ、全く新しい思想に辿り着く事で、その後の人生を大きく、豊かなものへと変えていきます。

また、韓国ドラマ『イカゲーム』では、賞金目当てに集まった抜き差しならない状態の参加者たちが、（自らの選択ではあるものの）途中で逃げ出すが出来ないゲームの中で『お金』と『自分の命（または、それと同等に大切な何か）』に対する価値観が、体験の中で大いに揺さぶられ、崩壊し、それぞれが新しい（人生の）選択をしていきます。

『大きく心が動く』体験は、日常の中ではなかなか起きにくいものですが、新しい経験に踏み出す事で出会う確率は上がる事でしょう。

人は何にでも『変容』出来、また、どのような人生をも歩める可能性を秘めている存在です。

人生に変化を望むなら、今まで体験した事の無い世界に飛び込んでみるのも効果的だと思います。