サビアンシンボル活用法・牡羊座7度『二つの領域でうまく自己表現している男』





★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★


★Code no,122★                                牡羊座7度『二つの領域でうまく自己表現している男』
単純で明快な対立であるほど
互いの理解は難しい
例えば女、対して男

単純すぎる区分けをするほど
両者の距離は遠くなる
北の最寄りに南が無いように

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

断ち切れない思いを、断ち切らざるを得ない時も
無邪気な悪人の罪を、誰かに伝えたいと思ってしまう時も

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
千里の道も一歩から

★今日はどんな日?

(何を意識すれば良いの?)

今日のサビアンシンボルは、
牡羊座7度
『二つの領域でうまく自己表現している男』

★今日のキーワード

『使い分け』

7つの開運行動

★起きている事に集中し過ぎず、時々逆張りの考えも取り入れてみる

★小さくまとまりそうな状態になったら、対極の思想も取り入れてみる

★思想でも、動作でも、コントラストを取り入れると奥行きが生まれる

★二津背反的な原理の間を行き来する事で、生き方に振り幅が生まれる

★波乱の多い人生は、一生をドラマティックにしている、と知る

★大変な事や心配事がある事で、活性化される能力もあると知る

★居場所は一つでなく複数を作り、それぞれでの『顔』を作ると生きる事が楽になる

 

陰陽原理』という思想があります。
これは、陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つという思想です。

物事が始まったり生まれたりした時、原初は『混沌』で覆われています。
人間も生まれた当初(赤ちゃん時代)は、肉体的な『性』の違いがあっても、精神的には『男・女』の区別はありません。

しかし、成長に従って、陰と陽の資質が浮上してきて、『男(陽)』と『女(陰)』の違いは明らかになっていきます。

そして、その頃には、陰陽の他にも、物質(肉体)と非物質(精神)という2つの領域
自分と他人、というような境界線もはっきりとしてきます。

その為、赤ちゃん時代から行ってきた『片方だけに偏った形で物事を考える傾向』を続けていくと、自分と自分自身のみならず、自分と他人(周囲)などとの摩擦が強くなっていきます。

例えば、
自分の感情のまま思った事柄を、周囲の人達の心情も考えずに主張し過ぎた後は、
その反動としてのネガティブな影響を、必然的に受ける事になってしまいます。
(本能的な行動を繰り返す人、他人への配慮が足りない人、自己主張が強すぎる人も同様な事が起きます。)

思いがけない反動や反発に押され『挫折』を味わう事で、
『思い切り、自分を主張したい』という気持ちと
『周囲への配慮を忘れてはいけない』という思いの両立を工夫する試行錯誤を始めます。

悩みつつ、対極的な二つの要素を行ったり来たりしながら、徐々にバランスを取る進み方を覚えていくのです。

松村先生は著書の中で、

『生活の中で際立った対立概念が浮上してきます。仕事ばかりしていると、付き合っている女性が足を引っ張るなど、大きな野望を抱くと、それを打ち砕くような反対の状況がクローズアップされてきます。眠りを一気に覚ますような刺激がやってくる事で、落胆するよりも、生活全体が生き生きして、なにかしらゲームをしているような気分になってきます。スムーズにいくことよりも、スムーズに行かないことに、真実味を感じるでしょう。』

と、このように書かれています。

周辺事情を考えながら、自己表現をいろいろと試してみるわけですが、時には、それがうまく行かず、時に『離別の体験』などを味わう結果にもなるかも知れません。

シンボルの男は、別れの体験も、表現の失敗も経験したのち、振り子の最も右と、最も左に揺れながら、上手くバランスを取れた状態になった模様が描かれています

2つの原理の間を行ったり来たりする事で、生き方はダイナミックになり、ギャップやうねりでさえも、自分の魅力に取り込む事に成功できたようです。

自分が持つ様々な面(顔)を、自由に操り、行ったり来たりしながら生きる事は、
いきいきと人生を謳歌する方法の一つでもあるようです。

互いの因果を断ち切れるなら
どれほど楽であるだろう

生まれた経験、生きていく体験
学びを積み重ねる毎日の中で

… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃

参考文献:

コチラも併せてご覧ください ↓
牡羊座1度>
牡羊座2度>
牡羊座3度>
牡羊座4度>
牡羊座5度>

サビアンシンボル活用法・牡羊座6度『一辺が明るく照らされた四角』

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