white clouds and blue sky

サビアンシンボル活用法・魚座10度『雲の上の飛行家』





★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★


★Code no,1225★                                魚座10度『雲の上の飛行家』
もろとも飛び込む勇気があれば
景色はいつでも変えられる

冷雨に凍える一人の夜も
砂塵まみれの赤い夏でも

昇り昇って、ぐんぐん進めば
やがて、眼下は快晴の青

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

自分にがっかりした時も
人の事ばかりが良く見える時も

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
千里の道も一歩から

★今日はどんな日?

(何を意識すれば良いの?)

今日のサビアンシンボルは、
魚座10度
『雲の上の飛行家』

★今日のキーワード

『回避』

7つの開運行動

★常に自分をさらけ出し、真っ正直に生きなくても良い、と知る

★自身の中ある『色々な顔』をその時々に自由に使い分けても良い

★想像していた理想の自分を演じ切るように生きるのも良い

★その時々に感じる、空気感や雰囲気を存分に味わうことで人生の豊かさは広がる

★時々は日常から離れて、自身を解放する時間を持つ

★自己プロデュースを極め、なりたい自分を創り上げてみるのも良い

★思い切って狭い枠から飛び出し、自分の力を試す勇気を持つ

 

形を持つモノは、触れる事も眺める事も出来ます。
形を持たないモノは、想像でいかようにも変化させる事が可能です。

どちらが現実的な世界において、確実に存在としてそこにあるのか?と問えば、当然『形を持つモノ』だと多くの場合は答えるでしょう。

しかし、魚座第2グループの中では、逆の発想を体験します。
『霊主体従』という、価値の逆転です。

6度では『自分を生きるために死ぬ』『自分を活かすために死を選ぶ』という逆転が描かれました。
7度では自己保全のために身を投げ出しました。
8度では『実際にあるモノ』ではなく、想像で作り上げた『実際にはないモノ』に血肉を付け、実体あるモノを超えるリアリティを実現し、自分のみならず周囲の人間をも動かせることを知りました。

9度で、全身全霊で対象に飛び込むコツを得た後は『自分』をどこかに定着させておく必要などなく、どの場所(例えば地上以外の雲の上など)に置いても自由だし、その自分自身でさえも実態があろうとなかろうと、どちらでも良いという事に気づくのです。

松村先生は著書の中で、

『神秘のベールで自分を隠し、誰にもとらえられない生き方をしたくなるでしょう。後でほとんど実態がなかったと反省するかもしれませんが、この時期、自分の望むイメージで自分を染め上げ、そこに隠れる快さに熱中してしまうのです。これが原因で親しい人が去ってしまうことも多いでしょう。』

と、このように書かれています。

「見たいように見ればよい」とばかりに、自分の実態をかき消しながら周囲を煙に巻いていく中では、責任も義務も生じません。

もしも、
誰かに苦情を云われたならば「買いかぶっていた、そちらの責任」というわけです。

自分の気持ちや、手持ちの札を見せないままで勝負に勝ち続けるような、不思議な爽快感も生まれる事でしょう。

離陸するつもりの無い旅人は、何のしがらみも持たずに済みます。

引き換えに孤独や孤立が待っていたとしても、その方がかえって気楽で良い、と思う時期は誰にでもあるような気がします。

二度と雨にはうたれまい
目を潰される心配もない
見渡す限りの真白き自由

いつ戻るのか?と聞かれたところで
明確な声は未だ聞こえず

ただ

雨に打たれ、溺れ老いていく
昨日の自分には、もう戻らない

… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃

参考文献:

愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)

コチラも併せてご覧ください ↓
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サビアンシンボル活用法・魚座9度『騎手(競い相手を意識して、馬を駆り立てる騎手)』

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